幸田 伸江

船堀ステーション看護師管理者

Koda Nobue

2015年11月入社

入職までの経歴:大学病院3年、クリニック(内科・小児科)4年、透析クリニック3年半、訪問看護5年

――経験者・管理職から見えるいきいきSUN

転職先にいきいきSUNを選んだ決め手

私は、3年ほど訪問看護を点々と経験してからこちらにきました。いきいきSUNはまだ若い会社で、歴史こそ浅いものの、その分皆で作り上げていくという雰囲気が魅力であり特徴だと入職の際に思いました。事業所の中はいつも和気藹々としていて、アットホームです。以前いたところは、事業所内での会話があまりなかったため、訪問先で困ったり、不安や疑問点があったりしても話しづらくて飲み込んでしまうことがありました。だからこそ、いきいきSUNは風通しも良く、スタッフ同士の顔が見える関係を大事にしているところに魅力を感じました。私自身、ご利用者はもちろん、ケアマネージャーや多職種の皆さんと、お互いに顔が見えるような関係性を大事にしています。

訪問看護の魅力

訪問看護の仕事に就く前は、病院で働いていたのですが、そのときは毎日業務に追われてしまっていて……患者さんのベッドサイドに行く時間は、一日の中でもたった数分で、10分も居られたら長い方でした。訪問看護では、訪問する決まった時間内はじっくりとご利用者と向き合える。ご本人だけでなく、ご家族とも向き合えますし、そこで暮らす家の状態まで分かってきます。それらを全部まとめて、密に接せられるところが、訪問看護の魅力だと思います。一人で訪問をするので、最初は責任はもちろん、判断ができるかどうか不安だった面もありますが、ここでは迷ったときは電話ですぐに相談できたので、とても安心感がありました。今は逆に、いつでも相談に乗れるよう心掛けています。

意識している姿勢とは

ご自宅に上がる仕事なので、信頼関係の構築はとても意識しています。ケアとか知識とか技術とか、「看護師です」という以前に、人と人との関わりなので。会う回数を重ねて、ご本人に対して説明をしたり、目線を合わせたりとか、そういう小さなことで築いていけることがあると思って、自分のなかでは日常的に心掛けています。ご家庭によってルールが全然違うので、ご利用者の生活に私たちが合わせていくことが、結果的に継続的な利用にも結び付くと思っています。

いきいきSUNの今後の目標

まずは教育面ですね。訪問看護っていろいろな科目の疾患を持っているご利用者が多く、一つの疾患に加えて、糖尿や心不全を合併しているような方もいらっしゃいます。そのケアをするのに手一杯となり、信頼関係の部分が希薄になってしまうことがあるんです。そういったことがないように『人としてあるべき姿』、そして『看護師としてあるべき姿』の教育をしっかり行いたいと思っています。また、看護の目線でご利用者の心と体、全部が見られるようになるには、それなりの知識と技術が必要です。そのための評価や教育のプログラムの土台作りも、今後準備していけたらなと思っています。