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訪問看護の働き方が劇的に変わる!ICT活用が進むステーションを選ぶべき理由とチェックポイント

「訪問看護に興味はあるけれど、紙の記録や煩雑な事務作業が多くて大変そう…」
「在宅医療の現場で効率よく働けるのかな?」

このように、訪問看護への転職を検討されている看護師さんやリハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の多くは、業務の効率性や働きやすさについて懸念を抱いているかもしれません。

でもご安心ください。

現在の訪問看護ステーションの多くは、業務効率化と質の高いケアの両立を目指し、ICT活用を積極的に進めています。

特に、電子カルテやスマートフォンを活用した情報共有は、訪問看護の働き方を劇的に変えています。

この記事では、転職先の訪問看護ステーションがICTを導入しているかを確認することの重要性と、ICTが訪問看護の現場にもたらすメリット、そして具体的にどのようなICT活用がされているかをお伝えします。

訪問看護に転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

訪問看護の現場でICT活用が必須となる背景

訪問看護は、利用者さんのご自宅という病院とは異なる環境で、看護師や療法士が個別にケアを提供するサービスです。

そのため、情報共有や記録の方法が、業務の効率性やケアの質に直結します。

増加する在宅医療のニーズと業務の複雑化

高齢化の進展に伴い、在宅医療・訪問看護のニーズは年々増加しています。

それに伴い、利用者さんの医療的ニーズは多様化し、他職種連携の重要性も高まっています。

例えば、医療処置が多く必要な方、精神科訪問看護を必要とする方、小児や難病の方へのケアなど、多岐にわたります。

当社(株式会社メディセプト)におきましても、近年では小児・精神・難病の利用者が増え、「児童訪問支援おこSUN」などの新たなサービスを開始しています。このような複雑な状況において、従来の紙ベースでの記録や電話・FAXによる連絡体制では、情報伝達に時間がかかり、ヒューマンエラーのリスクも高まります。

また、訪問看護ステーションの数自体が増えている中で、利用者さんの獲得競争も激しくなっており、より質の高いサービスを効率的に提供することが求められています。

質の高いサービス提供には、スタッフ一人ひとりの専門性の向上はもちろん、それを支える迅速な情報共有の仕組みが不可欠です。

働き方改革への対応と離職率の低減

訪問看護の仕事は、利用者さんの生活を支える非常にやりがいのある仕事ですが、一方で、緊急時の対応やオンコール、煩雑な事務作業などが負担となり、燃え尽き症候群や離職につながるケースも少なくありません。

特に子育て世代や介護と両立したいスタッフにとって、突発的な残業や持ち帰り仕事は大きな障壁となります。

訪問看護ステーション側も、看護師やリハビリスタッフが専門性を発揮しつつ、ワークライフバランスを実現できる環境を整えることが急務です。

ICTを活用することで、業務を効率化し、残業を減らすことが、働き方改革を実現し、優秀な人材の定着率を高めるための鍵となります。

ICTによる効率化は、スタッフの疲労を軽減し、結果としてケアの質を維持・向上させることにも繋がるのです。

ICT活用が進む訪問看護ステーションで働く3つのメリット

ICTを積極的に導入している訪問看護ステーションで働くことは、看護師や療法士にとって大きなメリットがあります。

1. 記録や情報共有が効率化し、残業が減る

従来の訪問看護では、訪問先から事業所に戻ってから紙のカルテに記録を転記したり、申し送り事項を記載したりする時間が、サービス残業や長時間労働の一因となっていました。

ICT、特に電子カルテシステムとスマートフォンを活用することで、状況は一変します。

  • ・訪問先でのリアルタイム入力: 訪問先でスマートフォンやタブレットから電子カルテにリアルタイムで記録を入力できます。バイタルサインやケア内容の入力が簡素化され、移動時間や隙間時間を有効活用できます。
  • ・勤怠管理の簡略化: 勤怠打刻もスマートフォンで簡単に完了できるため、事務作業のための残業が激減します。

これにより、看護師や療法士は本来の業務である質の高いケアに集中することができ、定時退社しやすい環境が生まれます。

無駄な事務作業がなくなることで、心身の負担も軽減され、離職率の低減にも貢献します。

実際に、当社ではICTの活用により、高い在籍率(2023年95%)を実現しています。

2. 多職種連携がスムーズになり、質の高いケアを提供できる

在宅での生活を支える訪問看護は、主治医やケアマネジャー、ヘルパーなど、様々な職種との連携が不可欠です。

ICTは、この連携を劇的にスムーズにします。

  • ・リアルタイムでの相談体制: チャットツールや電子カルテを通じて、ステーション内の先輩や管理者にリアルタイムで相談できます。利用者さんの急変時や判断に迷う場面で、迅速な指示やアドバイスを受けることができ、未経験の方でも安心して業務に専念できます。
  • ・情報共有の迅速化: 利用者さんの情報が電子カルテに集約されることで、最新の状態を把握した上で訪問できます。特に、訪問看護は誰もが未経験から始まります。不安な状況で一人で抱え込むことを防ぐためにも、この迅速な相談体制は非常に重要です。メディセプトでは、約8割が未経験からスタートし、最初の3か月間はプリセプターが並走して個別にサポートする体制を整えています。
  • ・他職種との情報連携: 連携先の事業所とセキュアな環境で情報を共有できる仕組みがあれば、電話やFAXに頼ることなく、必要な情報を正確に伝達できます。これにより、医療・介護・福祉のサービスがより有機的に繋がり、利用者さんにとって切れ目のない、安全で質の高いケアの提供が可能になります。

訪問看護は、病院勤務ではあまり関わることのなかった居宅サービスとの連携が必須になります。

居宅介護支援、訪問介護、通所介護、訪問リハビリテーションなど、様々なサービスがそれぞれどのような役割を担っているのかを知っておくことも大切ですが、ICTはその情報の流れをスムーズにし、連携の複雑さを解消してくれるのです。

3. 働く場所や時間に縛られず、多様な働き方が実現できる

ICTの導入は、時間と場所の制約を緩和し、多様なライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を可能にします。

  • ・場所を選ばない記録: 電子カルテへのアクセスが可能なため、場所を選ばずに記録や情報確認ができます。事業所に戻る時間を削減し、直行直帰やカフェなどでの記録作成も可能になる場合があります。
  • ・柔軟な勤務体系の実現: 業務効率化により時間に余裕が生まれ、時短勤務や週4日常勤など、子育てや介護と両立しやすい働き方を選択しやすくなります。株式会社メディセプトでは、時短勤務の正社員制度があり、福利厚生や賞与はフルタイムと同等です。子育て中の女性が多く働くメディセプトのような環境では、このような柔軟な働き方は不可欠です。2023年度は24名が産休・育休を取得(男性4名含む)しており、復帰率が高いことも、働きやすい環境の証拠と言えます。
  • ・訪問件数に応じたインセンティブ: 業務効率化により、訪問件数を増やし、たくさん働いて稼ぐという選択肢も生まれます。メディセプトでは、月80件以上訪問でインセンティブが支給され、一日5件の訪問を目標に、自分のペースで働き方を調整可能です。ICT活用は、自身のキャリアプランや収入アップにも直結するのです。

転職前に確認したい訪問看護ステーションのICT活用チェックポイント【H2】

訪問看護への転職を成功させるためには、求人情報や面接の際に、ステーションのICT活用状況をしっかりと確認することが大切です。

チェックポイント1:電子カルテの導入状況とモバイル対応【H3】

最も基本となるのが電子カルテの導入です。単に「電子カルテを導入しています」という情報だけでなく、その運用方法まで深く確認しましょう。

  • モバイル対応: 訪問先でスマートフォンやタブレットから入力できるモバイル対応であるか。事業所に戻らないと記録ができないシステムでは、ICT活用のメリットは半減します。
  • 操作性: システムが複雑すぎると、かえって負担になることもあります。可能であれば、見学時にデモンストレーションをお願いし、操作性を確認しましょう。特に新しいシステムに不慣れな方は、直感的に使えるかどうかが重要です。
  • 電子化の範囲: 記録以外に、指示書や計画書の作成、利用者さんの情報管理なども電子化されているか。紙と電子が混在していると、二度手間が発生し、非効率になります。

チェックポイント2:コミュニケーションツールの利用状況とサポート体制【H3】

ステーション内での情報共有や相談体制をスムーズにするツールが導入されているかも重要です。

  • チャットツールの利用: チャットツール(例: LINE WORKS、Slackなど)を利用しているか。これにより、オンコール担当や管理職への緊急連絡、日々の申し送りがスムーズに行えます。
  • 情報セキュリティ: 利用者さんの情報を個人情報に配慮しつつ共有できるルールが確立しているか。セキュリティ対策がしっかりしているかどうかも確認すべきです。
  • 未経験者へのサポート: 迅速な相談体制は、未経験で訪問看護を始める方にとって心強いサポートとなります。入職後のプリセプター制度や研修制度と合わせて、ICTを活用したサポート体制がどのように機能しているかを確認しましょう。メディセプトのように、最初の3ヶ月間はプリセプターが並走し、ICTを最大限活用して不安を解消できる体制は理想的です。

チェックポイント3:ICT機器の支給と研修・福利厚生【H3】

業務で使用する機器が適切に支給されているか、トラブル時のサポートは十分かも確認しましょう。

  • 機器の支給: スマートフォンやタブレットは会社から支給されるか。私用スマホの利用はセキュリティ面でリスクがあるため避けるべきです。
  • 訪問移動手段: 訪問移動に必要な電動自転車などの設備は整っているか。メディセプトでは電動自転車が通勤利用可能で、保育園送迎用の子供椅子設置にも対応しており、働く環境整備に力を入れています。
  • 費用補助: ICT活用とは少し離れますが、業務効率化によって生まれた時間や資金を、スタッフの福利厚生や成長に還元しているかも、ステーション選びの重要な指標です。メディセプトでは、自転車保険の会社負担、備品購入補助(雨具やヘルメット)、精神科訪問看護研修の費用全額補助など、手厚い福利厚生を提供しています。

ICTを導入していても、機器が不足していたり、使いこなせる環境が整っていなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。これらのチェックポイントを通じて、単なるシステム導入だけでなく、スタッフの働きやすさを本気で考えているステーションかどうかを見極めてください。