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【金町支店】いきいき金町だより~自律神経失調症のリハビリ~

こんにちは!理学療法士の関澤と言語聴覚士の唐川です!

4月に入り新入学、新学期、新社会人など新たな一歩を踏み出す季節になりましたね✨
まだまだ寒い日もありますが、あちらこちらに少しずつ桜が開花してきて季節の移り変わりを感じる今日この頃です🌸

さて、季節の変わり目には良いことばかりではありません😓
慣れない環境にいることでストレスを感じたり、物理的な気温の変化により食欲が減衰したり身体に不調をきたすことが増えてくる頃でもあります!
さらには過剰なストレスを受けると自律神経が乱れ、首の周辺の血流が悪くなり、結果として「首こり」「肩こり」が起きることがあります。
「首こり」や「肩こり」が起きることで、不眠やうつなどを引き起こすリスクも高くなってしまいます😱

様々な不調に繋がる恐れがあるからこそ、「首こり」「肩こり」を改善・予防していくことが重要です☝🏻✨

そこで!理学療法士の関澤がお勧めする自律神経の乱れに効果的な首や肩のストレッチをご紹介します!


〇左から・右から首をゆっくりと1周回す。




〇首筋を伸ばして顔をゆっくりと左右を向く。




〇両手を組んで後頭部にあてて、頭をゆっくりと前後に倒す。
〇首の両脇にある「斜角筋」をほぐすために、首をゆっくり真横に倒したり、斜め前に倒したりする。



〇肩甲骨周りの筋肉をほぐすために、両肘を大きくまわし肩甲骨を動かす。
〇肩をぐ~っとすくめてストンと力を抜く。

また、自律神経は背骨の中を通っています!
そのため背骨のストレッチをして柔らかくすることで自律神経を整えることができます🌟
アイコンにあるような「伸び」も是非やってみてください!!!

ちなみに、身体の不調による食欲減衰から、あごの筋力が低下することや飲み込みの機能が低下することで誤嚥性肺炎につながるケースが増えるということが懸念されます😫

特に高齢者の方は全身の筋力低下に伴い口腔器官や飲み込みに関わる筋力低下が見られ、うまく食事が摂れなかったり食事中にむせ込んだりすることが増えてくると誤嚥するリスクが高くなり大変です😰

そこで私、言語聴覚士の唐川がお勧めするのがあごの筋力向上を目指す、「あごトレーニング」です‼

あごの下にある筋肉の集まりが「舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)」と言い、飲み込む時に働く筋肉です!
喉には食道と気管があり通常時は呼吸のために気管が開いていますが、飲食時には舌骨上筋群が働き、気管にフタをして食道を広げます。飲み込みの交通整理役を担う重要な筋肉です🤓

舌骨上筋群は老化や脳梗塞の後遺症などで筋力が低下すると気管のフタが閉じきらず、飲食物が気管に入ってしまう「誤嚥」が起こりやすくなってしまいます。
誤嚥の際にウイルスなどが侵入して起こるのが「誤嚥性肺炎」と言い、
気を付けなければならない病気です💊

誤嚥性肺炎の予防効果がある「あごトレーニング」を是非お試しください‼

☆ポイント☆

〇1セット10回を1日3セット行うと効果的です。
〇息を吐くときは、鼻からでも口からでも構いませんが、鼻からのほうがより効果的に筋肉に負荷をかけることができます。
〇ゴムボールを購入する場合は反発力のある10cm前後のサイズがお勧めです。
〇ボールがなくてもバスタオルで代用可能です。タオルをあごに挟める大きさに丸めてボールと同様の運動を行ってください。

⚠️注意 息を止めて行うとふらつきなどが起こるので、必ず息を吐きながら行ってください!
首に痛みを感じるときは運動を行わないでください!

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました🌷

次回のブログもお楽しみに🎁

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