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セラピストのコラム

前回は脂質が身体にもたらす影響として、「エネルギー源の一つ」「ホルモンの原料」「細胞膜の70%を構成」があり、これらの脂質の摂り方で、エネルギー効率が上がったり、ホルモンバランスが整ったり、全身機能が整うことをお話しさせていただきました。

1年ほど前まで、自分はフライドチキン、フライドポテト、チキンナゲット、唐揚げ類がめっちゃ好きで、毎日、おなか一杯食べてたのですが、完全に自殺行為です。今はとっても反省しています。

自分は脂質は全部「摂ったら悪いもの」思っていましたが、実はそうではありません。

今回は「脂質の種類」についてお話していきます。

 

脂質は、身体の中で脂肪酸というものになります。この脂肪酸は「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」があり、 この中のひとつ「不飽和脂肪酸」には、「トランス脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」があると言われています。

このひとつ「不飽和脂肪酸」は、青魚・亜麻仁油・シソ油などに含まれる「オメガ3」と、マヨネーズ・コーン油などに含まれる「オメガ6」という脂肪酸に分かれます。この脂質は必須脂肪酸と呼ばれ、 体内で作り出すことができない脂質です。従って、食物から積極的に摂取する必要があります。また「一価不飽和脂肪酸」はオリーブ油に含まれる「オメガ9」と言われる体内で合成可能な脂質です。

 

この「飽和脂肪酸」について、少し掘り下げたいと思います。

この脂質は一言で表すと動物性の脂質です。これは悪玉性の脂質なので、体内に脂肪として蓄積しやすい脂質です。当然、あまり積極的に摂取して欲しくない脂質ですが、実は酸化しにくいというメリットもあります。加熱調理には是非使ってください。

主に、肉・バター等乳製品・ココナッツ油・・ですが、 肉や乳製品はタンパク質でも脂肪の蓄積に注意をされている人には「少し控える必要」があるかもしれません。「控えなさい」と注意を促しますと、徹底して摂取しない人がいますが、 ストレスの溜まらない程度に控えれば問題ありません。是非、過剰には捉えないでくださいね。

皆さんも動物性の脂質の摂り方を一度見直してみてはいかがでしょうか。

次回は「不飽和脂肪酸」に注目してお伝えしたいと思います。