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東京ライフ・ワーク・バランス認定内容(Vol.3)
2回にわたって、東京ライフ・ワーク・バランス認定内容をお伝えしてきました。このVOL3(認定説明の最終回)では、VOL2でお伝えしたシステムの役割を踏み込んでお伝えします。
私たちの業務はご利用者様の個人情報となる基本情報や疾患情報を取り扱う仕事をしています。ITを利用することで一番注意すべきなのは、ネットワークを利用して飛び交う情報そのものと考えています。誰もが利用できる公共的なネットワークの利用を辞め、完全なプライベートネットワーク上でしくみを利用しています。
実はこのしくみも今ではセットで揃えることが可能です。私たちの導入したシステムの優れているところは、上記、スケジュール等「①ファイル共有機能」、会話型のコミュニケーションを行うことのできる「②SNS機能」、IP電話を利用することのできる「③PBX機能」等がすべてセット使えるものです。
普段からご利用者様の移動で自転車を運転し、患者様のご自宅では施術している訪問スタッフは、普段スタッフとのコミュニケーションで電話の利用は難しく、多対多コミュニケーションができるSNS機能はスタッフの一番使う機能です。SNSの会話の中でご利用者様の実名や疾患名を気兼ねなく使えるのは、まさにプライベートネットワークだからです。「②SNS機能」
IP電話PBX機能が使えるのも非常に重要なことです。会社支給のスタッフのスマートフォンからご利用者様に直接電話を掛けますとご利用者様の電話機にはその電話番号が記録されます。ご利用者様がその電話番号で折り返し電話をすることを許した場合、就業としては電話を持つスタッフを24時間拘束することと同じになってしまいます。私たちのPBX機能を利用することで、ご利用者様に対しては代表番号が表記される仕組みとなりスタッフへの就業時間の配慮が実現されています。「③PBX機能」
実際は今回記載した機能だけではありませんが、私たちが巧みにITを利用し「業務の効率化」だけでなく「スタッフの就業ストレスに配慮できるしくみ」にもなっていることがご覧になれたでしょうか。
私たちの利用しているしくみは、今どきの素晴らしい完成形の業務アプリではありません。勿論、業務の効率的は必要なこととは思います。しかし、潤沢な予算の上で事業が稼働しているわけではないので、限られた予算の中で、スタッフを大切にし、少しでも長くこの企業と成長して欲しいと思います。
習熟度の高いスタッフが沢山いることは、ご利用者様にとっても喜ばしいことと思います。
「ご利用者様」「スタッフ」「企業」の誰もが相乗効果を生む、そんなライフワークバランスが構築できればと思います。