スタッフブログ
育児中でも訪問看護で働くことは可能?転職の際に気を付けるポイントとは
「子育てと仕事、どう両立しよう…」
「夜勤がない働き方はないかな?」
「子どもとの時間も大切にしたい」
育児をしながら看護師やリハビリ職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)として働く皆さん、このような悩みを抱えていませんか?
特に、病院勤務から転職を考えている方の中には、育児との両立を考えた時にどのような働き方があるのか、迷われている方も多いかもしれません。
そんな中で、「訪問看護」という働き方が気になっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、「一人で訪問するのは不安」「急な対応があるって聞くけど、子どものお迎えに間に合うかな?」といった疑問や不安から、なかなか一歩踏み出せない…という声も聞かれます。
でも、ご安心ください。
育児中でも訪問看護で働くことは十分に可能です。
そして、事業所選びのポイントを押さえれば、子育てと仕事を両立しながら、やりがいを持って働くことができます。
この記事では、育児中の皆さんが訪問看護への転職を検討する際に知っておきたい、具体的なポイントを詳しく解説します。
ぜひ、最後まで読んで、新しいキャリアを考える参考にしてもらえたら幸いです!
\年間休日120日以上◎ライフワークバランス認定企業/
訪問看護が育児中の看護師・リハビリ職に選ばれる理由

育児中の看護師さんや療法士さんにとって、訪問看護は魅力的な選択肢の一つとなっています。
それにはいくつかの理由があります。
まず大きな理由として、夜勤がないという点が挙げられます。
病院勤務の場合、避けて通れないのが夜勤ですが、訪問看護の多くは日勤帯の勤務が基本です(一部24時間対応のステーションではオンコール待機や緊急訪問がありますが、これについては後ほど詳しく触れます)。
これにより、生活リズムを整えやすく、子どもとの時間を確保しやすくなります。
次に、比較的柔軟な働き方がしやすい事業所が多いことも魅力です。
正社員でも時短勤務制度があったり、パートタイムや週4日勤務など、個々のライフスタイルに合わせた働き方を選べる場合があります。
自宅から利用者さん宅へ直行し、訪問後も直接帰宅する「直行直帰」を取り入れている事業所もあり、通勤時間の短縮に繋がることもあります。
もちろん、訪問看護の仕事自体にも大きな魅力があります。
利用者さんのご自宅という、病院とは異なる環境で、より深く関わることができます。
一人ひとりの生活に寄り添い、その方らしい暮らしを支えるためのケアをじっくり提供できることは、大きなやりがいとなります。
育児経験がある方であれば、利用者さんやそのご家族の生活背景を理解しやすく、共感する場面も多いかもしれません。
育児と訪問看護の両立を成功させるための具体的なポイント
育児と訪問看護の両立を目指す上で、事前に確認しておきたい具体的なポイントがいくつかあります。
これらの点をしっかりと把握しておくことで、転職後のミスマッチを防ぎ、安心して働くことができます。
1. 勤務時間と柔軟な働き方の制度を確認する
これが最も重要なポイントの一つです。
一口に「訪問看護」と言っても、事業所によって働き方は様々です。
- ・時短勤務制度:正社員として働きつつ、勤務時間を短縮できる制度があるか。取得条件や、時短勤務でも担当できる業務範囲などを確認しましょう。
- ・フレキシブルな勤務時間:始業時間や終業時間をある程度調整できるか。子どもの送迎や、急な体調不良時の対応などを考慮し、融通が利くか確認が必要です。
- ・勤務日数:週5日フルタイムだけでなく、週4日常勤やパートタイムなど、多様な働き方が選択できるか。
- ・残業の頻度と対応:事業所全体の残業時間の実績や、残業が発生した場合の対応(ヘルプ体制など)について確認しましょう。ICT化が進んでいれば、記録業務などが効率化され、残業が少なくなる傾向にあります。
面接の際には、「子どもの保育園のお迎えがあるので〇時には退勤したいのですが、可能でしょうか」「急な子どもの体調不良の場合、お休みや早退はしやすい環境でしょうか」といった具体的な質問を投げかけてみましょう。
2. オンコール体制と負担軽減の取り組みを把握する
訪問看護ステーションによっては、24時間対応のためにオンコール体制を敷いています。
育児中の場合、このオンコールが大きな負担になる可能性があります。
- ・オンコールの頻度:月に何回程度オンコールの担当が回ってくるのか。
- ・緊急出動の頻度:オンコール待機中に実際に緊急訪問が必要になるのはどのくらいの頻度か。
- ・オンコール免除や軽減の制度:育児中のスタッフに対して、オンコール担当の免除や回数を減らすなどの配慮があるか。
- ・オンコール時のサポート体制:一人で対応する必要があるのか、それとも他のスタッフと連携できる体制があるのか。また、緊急出動が必要になった場合、誰かが子どもの面倒を見てくれる人がいるかなど、ご家庭での調整も重要です。
オンコールについては、求人票に記載されている情報だけでは実態が掴みにくい場合があります。
必ず面接時などに具体的な頻度やルール、育児への配慮について詳しく質問することをお勧めします。
負担軽減のために、複数のスタッフで分担したり、外部の業者に委託している事業所もあります。
3. 未経験者・育児中のスタッフへのサポート体制を確認する
訪問看護の経験がない、あるいはブランクがある場合、独り立ちできるまでのサポート体制は非常に重要です。
特に育児と両立しながら学ぶのは、時間的にも体力的にも大変なことがあります。
- ・教育研修制度:入職後の研修プログラムはどのようなものか。同行訪問期間はどのくらいあるか。
- ・プリセプター制度やOJT:先輩スタッフがマンツーマンで指導してくれる制度があるか。気軽に質問・相談できる雰囲気か。
- ・記録や情報共有の方法:紙媒体か電子カルテか。ICTを活用した効率的な情報共有ツール(チャットなど)があるか。移動中や訪問の合間に記録や情報共有ができると、帰宅後の作業を減らせます。
- ・困ったときの相談体制:緊急時だけでなく、日々の業務で困ったことや判断に迷うことがあった場合に、すぐに相談できる体制(電話、チャットなど)が整っているか。
「未経験なのですが、どのような流れで一人立ちできるようになりますか?」「小さな子どもがいるため、自宅に帰ってからゆっくり勉強する時間が限られています。業務時間内に効率よく知識やスキルを身につけられるようなサポートはありますか?」など、具体的な状況を伝えて質問すると良いでしょう。
4. 福利厚生と働く環境を確認する
安心して長く働くためには、福利厚生や職場の雰囲気も非常に重要です。
- ・子の看護休暇:子どもが病気になった際に取得できる休暇制度があるか。有給か無給か。
- ・短時間勤務制度の実績:実際にこの制度を利用しているスタッフがいるか、またその人数や状況。
- ・産前産後休暇・育児休業の実績と復帰率:実際に制度を利用したスタッフがいるか、スムーズに職場復帰できているか。男性の育休取得実績もあるかどうかも、育児への理解度を図る上で参考になります。
- ・休暇の取りやすさ:有給休暇や夏季休暇などが希望通りに取得しやすい雰囲気か。
- ・職場の雰囲気:子育て中のスタッフが多いか。お互いに協力し合う風土があるか。見学をさせてもらうと、実際の雰囲気を肌で感じることができます。
これらの情報は、求人票だけでなく、会社の採用ホームページや、可能であれば在職者の話を聞く機会があると、よりリアルな状況を知ることができます。
転職活動で失敗しないためには?

訪問看護ステーションは全国に数多くあります。
そして、その運営方針や働き方、働く環境は事業所によって大きく異なります。
育児と訪問看護の両立を目指す上で、一つだけの事業所を見るのではなく、複数の事業所を比較検討することが非常に大切です。
求人サイトの情報だけでなく、必ずその事業所のホームページを確認し、理念や提供しているサービス内容、スタッフ紹介などを見てみましょう。
可能であれば、事業所見学を申し込んでみることをお勧めします。
実際に働く場所の雰囲気、スタッフの様子、利用者さんの層などを知ることで、自分に合うかどうかを判断する材料になります。
面接の際には、聞きたいことを事前にリストアップしておき、疑問点をすべて解消できるように臨みましょう。
「こんなことを聞いても大丈夫かな?」と遠慮せず、正直に不安な点や希望する働き方を伝えることが、後々の後悔を防ぐために重要です。
あなたの希望をしっかり伝え、それに対して事業所がどのように応えられるかを確認することが、お互いにとって良い結果に繋がります。
育児経験が訪問看護で活かせる意外な強み

育児中の皆さんは、「ブランクがあるから不安」「病院での経験しかないから訪問看護は難しそう」と思っているかもしれません。
しかし、実は育児経験は訪問看護の仕事において、大きな強みとなり得ます。
- ・生活者としての視点:ご自身も家庭を持ち、日々の生活の中で様々な工夫や苦労を経験しているからこそ、利用者さんやそのご家族の生活の現実を理解し、共感することができます。生活の中でどのようなケアが必要とされているのか、より実践的な視点を持つことができます。
- ・保護者とのコミュニケーション能力:子どもの健康管理や成長について、保育園や学校の先生、時には医師など、様々な立場の人とコミュニケーションをとる機会が多い育児経験は、利用者さんのご家族(特にキーパーソンとなる保護者)との信頼関係を築く上で非常に役立ちます。不安を抱えるご家族の気持ちに寄り添い、丁寧に説明する力が養われています。
- ・タイムマネジメント能力:育児をしながら家事や仕事をこなす中で培われるタイムマネジメント能力は、訪問スケジュールを管理し、限られた時間の中で質の高いケアを提供する必要がある訪問看護において、間違いなく活かせます。
- ・危機管理能力:子どもの急な体調変化など、予期せぬ事態への対応に慣れている経験は、利用者さんの状態変化に気づき、落ち着いて対応するための基礎となります。
これらの経験は、病院での臨床経験とは異なる形ですが、訪問看護の現場では非常に価値のあるスキルとなります。
ご自身の育児経験を自信に変えて、積極的にアピールしていきましょう。
株式会社メディセプトで一緒に働きませんか?

訪問看護に興味はあるけど、どこの訪問看護ステーションに転職をしたら良いか分からない…という人は、株式会社メディセプトで働いてみませんか?
当社は東京都・大阪府に事務所を構え、長年地域に根ざした訪問看護サービスを展開しております。
訪問看護未経験の方でも、先輩スタッフとの同行訪問やプリセプター制度によるきめ細かな指導で安心して業務に入ることができ、実際約8割が未経験からスタートしているのも当社の特長です!
また、東京ライフワークバランス認定企業(2019年認定)として、スタッフの働きやすさと成長をサポートに力を入れており、年間休日120日以上や産休・育休の取得実績の高さ、ICTを活用した業務効率化など、安心して長く働ける環境づくりに力を入れています。
働くママさん・パパさんが非常に多いのも特徴の一つです!
オンコールも月3~4回と、チーム全体で負担を分担する仕組みを整えているため、一人に大きな負荷がかかりません。
見学だけでも大歓迎です♪みなさまのご応募、お待ちしております!!
\年間休日120日以上◎ライフワークバランス認定企業/
まとめ
今回は、育児中の看護師さんやリハビリ職が訪問看護への転職を考える際に知っておきたいポイントについて詳しく解説しました。
- ・訪問看護は夜勤がない、柔軟な働き方が可能など、育児と両立しやすい働き方です。
- ・転職を成功させるためには、勤務時間・働き方の制度、オンコール体制、サポート体制、福利厚生などを事前にしっかり確認することが重要です。
- ・育児経験は訪問看護の仕事において、生活者としての視点やコミュニケーション能力など、大きな強みとなります。
- ・株式会社メディセプトは、育児支援や多様な働き方を推進しており、子育てと仕事の両立を実現できる環境が整っています。
育児中の転職は、様々な不安があるかもしれません。
しかし、情報収集をしっかりと行い、自分に合った事業所を選ぶことで、きっとあなたらしい働き方を見つけることができるはずです。
株式会社メディセプトでは、子育てをしながら訪問看護で活躍したいという方を応援しています。
当社の働き方やサポート体制についてさらに詳しく知りたい方、具体的な疑問がある方は、ぜひ当社の採用情報をご確認ください。
あなたの新しいキャリアの一歩を、メディセプトで踏み出してみませんか?
\年間休日120日以上◎ライフワークバランス認定企業/