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訪問看護で働く魅力は?実際に働くスタッフの声まとめ
近年、看護師やリハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)の働き方の選択肢として注目を集めている「訪問看護」。
病院やクリニック勤務とは違ったやりがいや魅力があり、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、訪問看護で働く魅力や大変なところ、転職で失敗しないポイントなどを詳しく解説します。
実際に訪問看護で働くスタッフの声もご紹介しますので、「訪問看護ってどんな働き方なの?」と気になっている方は、ぜひ最後までお読みください!
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1、訪問看護で働く魅力は?

訪問看護の現場で働く魅力は、医療現場だけでは得られないやりがいや、自由度の高い働き方にあります。
ここでは代表的な魅力をいくつかピックアップしてご紹介します。
1-1. 利用者さんの“生活”に寄り添える
病院勤務の場合、患者さんとの関わりは病棟や外来といった「限られた空間」でのケアが中心です。
一方、訪問看護では利用者さんの“暮らし”の場である自宅に直接伺います。
日常生活の様子を実際に見ることができるため、病院勤務時代には気づけなかった背景や希望、細かな困りごとも察知しやすくなります。
利用者さんと長期的な信頼関係を築きやすいことも、訪問看護ならではの魅力です。
一人ひとりの人生や想いに深く寄り添いたい方にとっては、大きなやりがいを感じるでしょう。
1-2. 自分に合った働き方を選びやすい
訪問看護では、比較的柔軟な働き方を選択できる事業所が増えています。
たとえば、子育てや家庭の事情でフルタイムが難しい方は、時短制度や週4日常勤制といった多様な働き方を選べるところもあります。
当社(株式会社メディセプト)においても「ライフワークバランス認定企業(2019年認定)」として、ICTを活用した効率的な働き方や、妊娠中スタッフへの支援体制の整備などを行い、スタッフが理想のワークライフバランスを実現しやすい環境を整えています。
年間休日120日以上や産休・育休取得実績24名(うち男性4名)など、働きやすさとキャリアアップを両立できる仕組みがあることも、大きな魅力と言えるでしょう。
1-3. キャリアの幅が広がる
訪問看護では、管理者やステーション所長、エリア長などのキャリアパスが用意されている事業所が多くあります。
積極的にステーションやスタッフ数を増やしている事業所も多く、その分、新たなポジションも生まれやすい環境といえるでしょう。
キャリアアップを目指す看護師さんや療法士さんにとって、次のステップへ進む機会が豊富にある点も魅力です。
1-4. 未経験スタートでも安心
「訪問看護に興味はあるけど未経験で不安…」という方も少なくありません。
しかし、最近は教育・指導体制に力を入れている訪問看護ステーションも多く、未経験者を歓迎しているステーションもたくさんあります。
もちろん、会社の体制に左右される部分でもあるため、事前にしっかりとチェックしておくことが重要です。
2、訪問看護の大変なところは?

訪問看護にはさまざまな魅力がある反面、当然ながら大変なことも存在します。
あらかじめ大変な部分を把握しておくことで、入職後のギャップを減らすことにつながります。
2-1. 緊急時の対応に不安を感じることがある
訪問先で急変や予期せぬトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
急変対応に慣れている病棟看護師や療法士の方でも、ひとりでの訪問となると不安を感じる場合もあるでしょう。
ただ、実際にはICTを使ったチャットや電話で管理者や先輩にすぐ相談できる環境が整っているところが増えています。
当社においても、スマートフォンで電子カルテとチャットが利用でき、チームで常に連携を図れる体制を構築。
孤立せずに業務が行える工夫を整えております。
2-2. 事前準備や書類作成に手間がかかる
訪問看護では、利用者さんの状態に合わせた計画書や報告書などを作成しなければなりません。
複数の利用者さんがいる場合、その分だけ報告業務も増えます。
病院勤務時代より紙・電子カルテの使い分けや、関連職種との連絡調整などに手間がかかるかもしれません。
このような背景を踏まえ、ICTツールを活用して効率化を図っているステーションも増えています。
スマートフォン一つで勤怠打刻から利用者さんの記録入力まで行える仕組みを採用してたり、事務作業の負担に力を入れているステーションも決して少なくありません。
2-3. 移動距離や移動手段がネックになる場合も
利用者さんのご自宅へ訪問するため、移動距離や移動時間が長くなることもあります。
特に車移動が苦手な方にとっては負担に感じることがあるでしょう。
一方、電動自転車での訪問が主流の場合は、自転車保険の加入や雨具の用意などに注意が必要です。
その点、会社としてどのようなサポートをしてもらえるかが重要になってきます。
例えば、当社では電動自転車での通勤や保育園送迎用の子ども椅子など、個々の事情に合わせた柔軟なサポートを実施しています。
移動時のリスクを最小限にしながら、安全かつ効率的に訪問活動できるよう配慮しています。
3、訪問看護への転職で失敗しないためには?

魅力と大変な部分をきちんと理解した上で、訪問看護への転職を考える方に向けて、失敗しないためのポイントを3つお伝えします。
3-1. ステーションや事業所の特徴をよく比較する
訪問看護の事業所は増加傾向にあり、それぞれに強みや特色があります。
小児領域や精神科、難病に特化しているところや、フレックスタイム制を積極導入しているところなど、働き方の条件もさまざまです。
自分のライフスタイルやキャリアプランに合った事業所を選ぶことが、転職失敗を防ぐ大きなポイントです。
複数の事業所の面接や見学を行い、疑問点を事前に確認しましょう。
3-2. 働き始めのサポート体制を確認する
未経験であっても、丁寧に教育してくれるプリセプター制度や、同行訪問の期間を十分に設けているかなど、サポート体制の有無は非常に重要です。
入職後のOJTや研修、スタッフ間の連携方法などを事前に確認することで、安心して働きはじめることができます。
3-3. 自身の将来像を描く
訪問看護は、臨床のスキルだけでなく、マネジメント能力などを磨くチャンスでもあります。
所長やエリア長などのマネジメント職を目指したり、在宅医療に特化したスペシャリストとして活躍することも可能です。
自分がどういう姿で働き続けたいのかをイメージし、それを実現できる事業所かどうかをしっかり見極めましょう。
4、訪問看護で実際に働くスタッフの声を紹介

ここでは、実際に訪問看護の現場で活躍しているスタッフの声を5つ紹介します。
訪問看護の生の情報を知ることで、よりリアルに働くイメージをつかんでいただければと思います。
Aさん(看護師・30代・未経験入職)
「初めての在宅ケアで不安も大きかったのですが、プリセプターの先輩が常にフォローしてくれて心強かったです。事前に利用者さんの情報をしっかり共有してもらえるので、一人で訪問に行っても安心してケアにあたれます。」
Bさん(理学療法士・40代・病院勤務から転職)
「病院勤務では時間に追われてリハビリすることも多かったのですが、訪問看護では利用者さんの生活全体を見ながら支援できる点にやりがいを感じます。小さな変化にも気づきやすいのが訪問ならではですね。」
Cさん(看護師・50代・子育てと両立)
「子どもが小さいのでフルタイムが難しかったのですが、訪問看護では時短正社員として働けるので助かっています。オンコールもシフトを調整できるので、家族との時間を確保しながら仕事を続けられます。」
Dさん(看護師・20代・キャリアアップ志向)
「早い段階で管理者を目指したくて訪問看護に飛び込みました。日々利用者さんと直接向き合いながら、スタッフをまとめるリーダーシップも磨けるので、自分の成長速度を実感しています。将来は所長を目指しています!」
Eさん(作業療法士・30代・在宅専門のスキルを磨きたい)
「在宅で必要とされるアセスメント力やリハビリ技術は病院とはまた違います。利用者さんやご家族との密なコミュニケーションを通じて、実生活に根差したリハビリプランを立てられるのが魅力。自分の強みを活かして、より専門性を高めたいと思っています。」
どのスタッフさんも、最初は不安があっても、しっかりとしたサポート体制ややりがいを実感することで、イキイキと働いている様子が伝わってきます!
株式会社メディセプトで一緒に働きませんか?

訪問看護に興味はあるけど、どこの訪問看護ステーションに転職をしたら良いか分からない…という人は、株式会社メディセプトで働いてみませんか?
当社は東京都・大阪府に事務所を構え、長年地域に根ざした訪問看護サービスを展開しております。
東京ライフワークバランス認定企業(2019年認定)として、スタッフの働きやすさと成長をサポートに力を入れており、年間休日120日以上や産休・育休の取得実績の高さ、ICTを活用した業務効率化など、安心して長く働ける環境づくりに力を入れています。
オンコールも月3~4回と、チーム全体で負担を分担する仕組みを整えているため、一人に大きな負荷がかかりません。
また、スタッフが増えることでさらなる働きやすさと成長の両立が可能になり、新たなステーションや管理職ポジションが続々と生まれています。
訪問看護未経験の方でも、先輩スタッフとの同行訪問やプリセプター制度によるきめ細かな指導で安心して業務に入ることができ、実際約8割が未経験からスタートしているのも当社の特長です!
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まとめ
今回は訪問看護の魅力や大変なところ、転職で失敗しないためのコツ、そして実際に働くスタッフの声をご紹介しました。
自宅での療養生活を支える訪問看護は、地域や利用者さんの暮らしに密着した貢献度の高い仕事です。
その一方で、緊急対応や書類業務、移動に関する苦労もあります。
しかし、利用者さんに寄り添い、生活の質を向上させる喜びは非常に大きく、やりがいのある仕事でもあります。
自分に合った働き方ができるのか、サポート体制は整っているか、キャリアを伸ばせるかどうかなど、転職前に事業所の特徴をよく見比べることで「こんなはずじゃなかった…」という失敗を避けることができます。
株式会社メディセプトでは、未経験者からベテランまで幅広いスタッフが在籍し、それぞれが学びと成長を重ねながら働いています。
具体的な疑問や不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ご応募を心からお待ちしています!
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