あなたにしかできないケアがあります。

自分が受けたいサービスと、自分の大切な家族に受けてもらいたいサービスとはどのようなものかを追及して、活動してきました。

在宅生活を続けたいけれど、入所、入院、またご家族のご都合も含め、様々な理由で自宅を離れなければならない方がいるという事実に接する機会も多く、在宅支援サービスの限界を感じることもありました。
そこで私達は、例え入院されたお客様でも、退院直後から安心して関わる事ができるように、医療・介護の両方から在宅生活を支える事ができるようにと、新たに訪問看護ステーションを開設することにしました。

私は考えます。

自分が命が尽きるとき、最後にそばにいるのは誰でしょうか？

願わくば家族に見守られて、という理想と共に、最後を支えてくれた看護師、介護士、ドクターの顔があるかもしれません。

その人たちはどんな顔をして、私を見ているのでしょう。

それまでの人生で、どんな事があったにせよ、最期に目に映る人たちの顔でほっとすることができたなら、幸せに目を閉じる事ができるような気がします。

そう考えると、当社が整えるべき職場環境、働き方の答えが自然と見えてきます。

年輪を重ねる中で、段々と自分でできる事が少なくなっていく、という経験は、人生で一度しかありません。私自身、想像することしかできませんし、やはり当事者にしかわからない様々な感情があるでしょう。

だからこそ、一人ひとりの人生を理解しようとする努力をしたいと思います。

人の歴史は深く、すぐに答えのない事は沢山あります。しかし、それをわかろうとする努力をすることが一番大事だと思います。

そして、その過程で悩んだ事や、苦しんだ事、そして嬉しかったことや、感激したこと、そんな人間としての素直な感情を伝え合える、共感してくれる仲間がいることは本当に幸せな事だと思います。

いきいきSUNは、そんな職場を目指します。

地域に根付いた包括ケアシステムを一緒に作っていきましょう。

株式会社メディセプト

代表取締役 柳田頼人