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セラピストのコラム
前回に引き続き、弊社研修会をリードしてくれるセラピスト田中さんの話を抜粋して皆様にお届けします。
「体質改善(その2)」について
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前回は「栄養と食事と体質」についてお話ししました。
体質とは「体液の質」と「身体の使い方の質」のふたつの「質」があり、
「内臓機能及び内蔵自体の反応性」+「食べ物の質と量」の関係性が正しくなければ
「体液の質」が良いとは言えないことをお伝えしました。
さて、いきなりですが、
皆さんは「唐揚げ」「フライドポテト」「ドーナツ」「アイス」等々食べてますか?
美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまい、後で後悔したりしてませんか?
実は「脂質」には「絶対に摂ってはいけない脂質」と「絶対に摂るべき脂質」があるのです。
今回はまず、「脂質」が人間の身体機能にもたらすメリットをお話しします。
[メリット1]
「脂質」は炭水化物に次いで身体を動かすエネルギー源です。絶対に摂るべきひとつの栄養です。
[メリット2]
「脂質」は肝臓で代謝されるとコレステロールに変わります。コレステロールは、「ステロイドホルモン」
「女性ホルモン」「成長ホルモン」等ホルモンの原料となります。
従って、良質な脂質を摂ることは良質なホルモンを分泌する事に繋がります。
[メリット3]
私たちの約60兆個の細胞の細胞膜の70%を構成しているが「脂質」です。そもそも良い脂質を摂っていないと
全身の細胞の機能は悪くなります。例えば、脳細胞の細胞膜も「脂質」なので悪い脂質ばかり摂っていると
頭が悪くなるし、回転も遅くなりますので、一番重要ことかも知れません。
以上、3つのメリットをお伝えした上で、次回、「脂質」の種類についてお話しします。
【編集後記】
食べ過ぎは良くありませんが、「脂質」の必要性がはっきりすると過度なダイエットもお薦めできないことがわかりました。