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「セラピストのコラム」

「甘いものを食べるとリラックス?ストレス解消??」

 錯覚ですよ!!!!

前回のコラムでは糖分(ショ糖)の摂取したとき、体内で何が起こっているのかお話ししました。

 

「甘いものを食べるとリラックス?ストレス解消??」は錯覚です。

カルシウムが不足する事で「神経伝達」が低下するので、力が入りにくい・頭が働きにくい(ボーっとする)

それが、ほっこりする感覚に近くて錯覚を起こすのでしょう。

 

心の緊張している時は甘いものが良いと言われますが、脳の栄養はブドウ糖だけではありません。

「ケトン体」も栄養です。ケトン体代謝は体内のブドウ糖が枯渇した時にメインになるとされており、現在は、糖代謝が行われている時もケトン体代謝が行われていると言われています。

 

体内に必要なグルコース(ブドウ糖)は体内で合成できます。

血糖を上げるグルコースを生成するためのホルモンは、「グルカゴン」「アドレナリン(エピネフィリン)」「糖質コルチコイド」「成長ホルモン」の4種類。 それに対して、血糖を下げるホルモンは「インスリン」のみです。

つまり、体は血糖値が低い時、上げることを重点的に設計されていると考えられます。

 

ブドウ糖は細胞の活動に必要ですが、わざわざ体外から摂らなくても、体内の活動でまかなえるの様なってるとしたら、それはブドウ糖を過剰摂取することです。「細胞でエネルギーを作りだすが、コントロール不良(カルシウム量の低下)に陥る」という状態が生じる可能性があるのです。

 

どうしても糖質を欲する時は、タンパク質を摂りましょう。体を作っているものが「タンパク質」だからです。

消化出来なそうであれば、タンパクを分解したアミノ酸を摂取すればよいのです。