【浅草橋】応急手当勉強会🚑

こんにちは!
浅草橋支店 言語聴覚士のKです😄

最近、熱中症のニュースが飛び交っていますが、皆さん対策はできていますか?💦

今回、私たちは浅草消防署 浅草橋出張所の消防署職員さんにお越し頂き、応急手当の勉強会を行いました🚒



実技では、実際に消防士の方に指導して頂き、胸骨圧迫のやり方をじっくり教わりました。



みんな真剣に取り組んでいますね!

一定の速度で胸を圧迫するのですが、これが結構力がいることで、思ったより大変なのです…😵


私達はご自宅に訪問し看護やリハビリを行いますが、夏場は特に、暑さで体調や身体の状態が変わりやすいです。

スタッフ1人で訪問することも多いため、いざという時に対応できるよう、定期的に知識や技術を確認することはとても大切だな、と思いました✍


対応して下さった浅草消防署 浅草橋出張所の消防署職員の皆様、本当にありがとうございました!


#台東区 #訪問リハビリ #訪問看護 #求人 #募集

【上新庄支店】エンゼルケアの学習会

こんにちは!看護師の曽谷です。

今回は先月行われた

エンゼルケアの学習会の様子をお伝えします。



葬儀会社の納棺師さんより

模型を使っての実技を交えて、

1時間ほど講義を行っていただきました。



以前は病院で働いていたスタッフが多く、

病院で行うエンゼルケアと納棺師が行う処置との

違いに皆びっくりしていました!




生前の状態を綺麗に保ち、

ご家族と故人との時間が有意義なものになるように

細心の注意を払ってケアをされているそうです。


講義後には質問がたくさん飛び交っていました!



利用者さんをサポートするのはもちろんですが、

エンゼルケアの機会がある際は

今回学んだことをしっかり活かしていきたいですね!


ではまた次回をお楽しみに!

【浅草橋】大阪の十三支店へ出張に行ってきました!

こんにちは✨
浅草橋所長の西村です。

実は、5月下旬に研修のお手伝いで大阪の十三支店へ行ってまいりました!
看護師という仕事柄、出張というものに触れる機会がなかったので、半分楽しみ、半分ドキドキでの出張体験となりました😊
今回は、人事の方々も一緒だったので心強かったです!

私からは、今の自分の立ち位置にくるまでの半生の振り返りや、これからのいきいきSUNを担っていく方々へのメッセージなどをお話してきました。
皆さん仕事終わりの時間帯でしたが、少しでも何かの糧になったり、心が楽になったらいいな~と思っています。
以前、東京で勤務されていた看護師さんとも再会でき、当時の数倍パワフルに働かれている姿を見て、私もパワーをもらいました✨

研修後は、参加者の皆さんと懇親会へ!!

仕事の話では、東京の利用者様との地域性の違いなどが沢山あり、交わす会話に発見や驚きと面白い時間となりました。
働く場所は違えど、新規開拓や現在利用していただいている方々にどう喜んでいただけるかと奮闘している様子がうかがえて、何処にいてもいきいきSUNの人柄の良さを感じることができました。

次に会うのは9月の総会なので、それまでにお互い頑張りましょう!と拳を交わし(私の中ではそんな気持ち)、大阪を立ちました!
そんな出張の日記として送らせていただきます。

#台東区 #訪問リハビリ #訪問看護 #求人 #募集

【十三】次世代リーダー勉強会 開催!!!

看護師の林本です!

季節の変わり目で、気温の変化がありますが職員は体調を崩さず元気に過ごしています!🐌☔



さて、ブログタイトルの次世代リーダー勉強会とは、

未来のリーダー育成のための研修です🖋📒

このミーティングのために東京から、中尾さん・新納さん・西村さんが来てくださいました!

たくさんの東京土産を用意していただき、職員で美味しくいただきました😋🥄



いつも会話が飛び交って明るい事務所ですが、

今日は職員が真剣な表情をしています🙋




写真は、講義中の様子なので静かに見えますが、

グループワークなどもあり、

メンバーに改めて自己紹介をして新たな一面をみることができました!💡



研修を通して、看護師の阪部さんから

「他の人の歩んできた人生を知ることができ、自分のこれまでとこれから先を考えられる機会になりました」と感想を聞きました。

そう捉えられることが素敵ですね☺

ミーティング後は参加していたメンバーで食事会があり、

職員の恋愛事情や顔が似ているものの話で盛り上がったようです❤🦊





職員のこれからの活躍に期待です🔥
それではまた次回!

【浅草橋】浅草橋の勉強会📒✐


こんにちは!

理学療法士の佐藤です。社内の勉強会係を担当しています✍

暖かい季節が訪れるようになり、近所公園に咲く梅の花も香ってきました🌼🌼


春になると自転車で訪問周るのもより楽しくなります🚲🌿



いきいきSUN浅草橋では月に1回のスタッフによる勉強会や、外部から業者さんにお越し頂いての勉強会を開催し、日々スキルUPに努めています💪

年が明けてからの第一弾は(株)モルテンさんによる福祉用具の勉強会🛏




第二弾は(株)フィリップスさんによる人工呼吸器の勉強会でした✐


日々切磋琢磨!!





最後に大好きな利用者様とのツーショット写真⭐はち切れんばかりの素敵な笑顔😆



今年の三寒四温はまるでジェットコースターのような寒暖差ですね🌞☃️☃️

皆様体調を崩さぬよう、どうぞご自愛下さい😌



それではまた次回!

次世代リーダー勉強会とは!?


皆さんこんにちは!

人事のニイノです。


先日、社内で次世代リーダー勉強会が開催されました!


こちらは、将来的に(もしくはすぐに)マネジメントの仕事に挑戦したい方に向けた社内の勉強会です!

この勉強会に参加したスタッフを中心に、今後ステーションの立ち上げや所長への抜擢を行う予定です。



内容は大きく分けてこの二つ!


①リーダーの履歴書

②リーダースキル勉強会




①リーダーの履歴書

こちらは、現在各ステーションで所長をされている誰か!?が

ゲスト講師となり、ご自身の歴史を語っていただきます。


今回は、荒川支店の所長 白川さんが講師を務めてくださいました。

今の白川さんからは想像もできない過去があり、また知らない一面を知ることが出来、

とても面白い講義でした…!




②リーダースキル勉強会

基礎的なリーダーに必要な物事の捉えや考え方を勉強します。

今回のテーマは、『リーダーのタイプとそれぞれの強みの活かし方』


リーダータイプの種類や特徴について学んだあと、

自分がどのタイプに当てはまるのか?今自分のステーションに必要なリーダータイプはどれか?

グループワークを通して議論を重ね、話し合い&発表をしました!


こちらが実際の勉強会の様子です!

参加希望者の人数が多かったため、2回に分けての開催となりました。






各ステーションから集まったスタッフの皆さんですので、

初めて会う人同士が多いですが、それぞれのステーションの状況を知ることもでき、

とても有意義な時間だったのではないでしょうか!



今後も2回開催を予定しており、

次回は『アンガーマネジメント ~ストレスとの上手な向き合い方~ 』、

次々回は『訪問看護事業で求められるリーダーの役割』です。



そして次回のリーダーの履歴書は、どなたが務めてくださるのでしょうか?


楽しみです!!!





それではまた!

【おこSUN】医ケア児トークカフェに参加させていただきます!


児童訪問支援おこSUNの櫻井です!



皆さん寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は、釣り、スノボ、ライブに行きたいと思いながら、少年団のサッカーのお手伝いをいそいそしています…涙

(楽しいからいいんですが!)




こんな、私がずっとご縁のなかったブログですが、遂に書くことになりました…笑




というのも今回、同じくお子さんのサービスに携わっている

「医療的ケアシッター ナンシー」さんからお誘いいただき、医ケア児支援トークカフェへ登壇させていただくことになりました。






もしご興味がありましたらご参加ください。



同じ、お子さんたちへの支援をさせて頂いている事業所として連携しながら、自分たちは何を出来るのか?を考え、支援をつなげていきたいと思っています!

※写真が良いのがなく、後ろ姿にしてしまいました…笑



それでは!!


排尿・排便障害を認める利用者のアセスメントポイントとは?【訪問看護】

訪問をしていると、「あれ?全然おしっこ出ていないなぁ」という現場に遭遇します。

その際、「しっかりと水分取らないとダメですよ~」というアドバイスをよくすると思いますが、もしかしたら裏には重大な疾患が潜んでいるかもしれないから注意が必要です。

この記事では、排尿・排便障害がある利用者のアセスメントポイントや気を付けることを中心に解説してまいります。

特に訪問看護初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

排尿障害の原因(尿が出ない)

まずは、排尿障害の中でも、尿が出ない原因からみていきます。

尿が出ない場合は、尿閉というまったく出ない状態なのか、または少しは出ている乏尿なのかを判断する必要があります。

尿閉は、前立腺肥大や尿道狭窄などによって起こされ、放置をしておくと水腎症や腎盂腎炎といった疾患を引き起こす可能性もあります。

症状としては腹部膨満感や腹痛、冷汗などが見られます。

乏尿は、そもそも尿の生成ができていないのか、膀胱に尿が貯められないのかという原因が考えられます。

腰部や背部に痛みを伴うことが多いのでしっかりとチェックしましょう。

排尿障害の原因(頻尿)

次は頻尿の原因です。

頻尿は大きく5つのタイプに分けることができます。

それぞれの説明や原因は画像に示した通りですが、高齢者では切迫性尿失禁や機能性尿失禁が良く見られます。

なぜこの利用者は頻尿なのかという視点は常に持ってアセスメントすることが重要になってくるでしょう。

排尿障害があるときの確認事項

では、排尿障害が見られた利用者に対して、具体的にどのようなことを確認すればいいかをみていきましょう。

最終排尿時刻

まずは、最終排尿時刻です。

一般的に、一日の排尿量が400mL以下だと乏尿と言われています。

健康な高齢者だと、1回に100~150mL排尿されるので、1日の排尿回数が3回以下、もしくは前回の排尿から8時間以上の間隔がある場合は注意が必要です。

ただし、ホルモンや血流量の関係で、日中は排尿間隔が長く、夜間は短くなる傾向にあると言われているので、その点も考慮して評価する必要があります。

浮腫の有無

次は浮腫の有無です。

乏尿における腎機能障害では、全身性の浮腫が見られることがあります。

尿が少ない人は、顔面~全身に浮腫が現れていないか注意をしましょう。

尿の色

次は尿の色です。

腎機能が保たれているのに尿量が少ない場合は、色が濃くなるといわれています。

バイタルサイン

最後はバイタルサインです。

乏尿の場合は腎臓への血流が低下するため、血圧低下や脈拍低下を示すことがあります。

また、脱水でも乏尿をきたすため、体温が上昇していないかにも注意が必要です。

尿閉の場合は、痛みから逆に血圧上昇・脈拍上昇を示すことがあります。

排尿の様子をみながら、バイタルサインを照らし合わせていくことが重要になってきます。

腹部を打診して評価する

打診をすることによってもアセスメントをすることができます。

尿閉で尿が溜まっている場合は、濁音という詰まったような音が聞こえることがあります。

また、尿路結石や尿路の狭窄では、腎臓を打診すると響くような痛みを感じることがあるので、疑いがある場合は評価してみましょう。

排尿障害に対するリハビリテーション

次は排尿障害に対するリハビリです。

失禁がある人に対して、最もスタンダードなのが「骨盤底筋体操」です。

骨盤底筋体操は、簡単に言うと肛門や膣を締めたり緩めたりする運動です。

方法は多岐に渡りますが、一例をスライドに示しています。

仰向けのまま両膝を立て、肛門・膣・尿道を締めたり緩めたりするように指導をすると良いでしょう。

排便障害の原因

次は排便障害をみていきましょう。

まずは排便障害の原因です。

排便障害の原因には、大きく病気によるもの、手術など既往に起因するもの、薬の影響などが考えられます。

その他、もちろんではありますが食事や水分の摂取量や食事内容も原因になるのでしっかりとチェックしましょう。

便の性状を確認する

便の性状を確認することでもある程度の疾患を推察することができます。

黒いタール便の場合は消化性潰瘍や逆流性食道炎など、赤い血液が混じる便の場合は大腸がんやポリープなど、水様便の場合は感染や炎症などが考えられます。

ちょうど訪問のタイミングで排便があった場合は、理由を説明したうえで確認させてもらうのも一つです。

腹部を触診して評価する

便秘の場合、便がどこに貯留しているか確認することも重要になります。

なぜなら、下行結腸に便が貯留していないのに浣腸をしても排便は起こらないからです。

皮下脂肪が少ない利用者は、便の貯留位置が見て分かることもあります。

恥骨結節の真上から左側腹部にかけて触診をすると、普通便であれば鉛筆ほどの太さの柔らかい感覚が分かるかと思います。

大量に便が貯留している場合はより太く、そして範囲が広くなります。

背臥位で3cmほど圧迫すると分かりやすいでしょう。

腹部を聴診して評価する

聴診で腸蠕動音を評価することによって、疾患を推察することができます。

通常、グルグル・ゴロゴロという音が5~15秒ごとに聴診できますが、何らかの異常がある場合は亢進したり減少したりします。

ただし、正確に腸蠕動音を聴診するには、それ相応の経験が必要となります。

弊社では初心者でも理解がしやすくなるよう、弊社スタッフ限定で研修動画サービスを提供しています。

実際の音の違いなどを分かりやすく解説しています。

弊社専用のサーバー内にアップロードしているため、いつでもどこでも視聴できるのが特徴です。

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便が出ないときの対処方法

では、便が出ないときの一般的な対処方法をお伝えします。

訪問の場面では、腹部マッサージや便秘薬の使用、看護師であれば摘便や浣腸などが主な対処方法になってきます。

その中でも腹部マッサージは、便秘に対する簡易的な方法として広く用いられています。

画像の通り、腸を時計回りに圧迫するのが推奨されています。

また、「の」の字にマッサージするのも良く用いられています。

やり方は簡単なので、利用者や家族に指導するのも良いでしょう。

主治医やケアマネジャーへの報告・連絡・相談

何かいつもと違うことが起こったとき、主治医やケアマネジャーへの報告・連絡・相談は重要です。

なぜなら、私たち訪問看護が単体でできることには限界があり、チームアプローチとして利用者に関わることが求められると考えているからです。

特に弊社では、よりよい関係性を築かせていただきたいという思いも込めて、多職種へとの連携を重要視しています。

緊急性が高いと判断できた場合は、その場で主治医に連絡、もしくは救急搬送の対応をするようにしましょう。

いきいきSUN訪問看護ステーションのサポート体制

このようなポイントをおさえていたとしても、訪問看護は一人で訪問をすることが多いという特徴柄、いざ予期しない出来事に遭遇すると焦ってしまうものです。

特に初心者の方だと不安を抱えてしまう人も多いでしょう。

いきいきSUN訪問看護ステーションでは、以下のようなサポート体制によって、スタッフが安心して訪問をできる環境を整えております。

①ICTの活用にて遠隔でもサポートが受けられる

弊社では業務効率化を目的に、さまざまなICT技術(電子カルテシステム・コミュニケーションツール・情報共有ツール・IP電話ツールなど)を活用しています。

スタッフにはスマートフォンを貸与しており、チャットシステム(Synologychat)を利用すればいつでもスタッフ間でメッセージのやり取りをすることができます。

もちろん、緊急の際や自分一人での判断に困る場合は、電話で管理者が対応いたします。

②動画研修サービスの充実

訪問看護は利用者の自宅に訪問をするという業務のため、事務所にいる時間が限られます。

そのため、勉強会を開くとなると時間外になってしまうことも少なくありません。

その点、弊社ではいつでもどこでも研修を受けられるよう、動画研修サービスを充実させています。

専用のサーバーに動画をアップしているので、貸与したスマートフォンからいつでもどこでも視聴することが可能です。

訪問のスキマ時間に見ているスタッフも多くいます。

VTuberの採用、フルテロップなど分かりやすいと大変好評です♪

「訪問看護に興味がある」「初心者だけど大丈夫かな」

このように思っている方は、ぜひいきいきSUN訪問看護ステーションで働いてみませんか?

ステーションの見学だけでも大歓迎です!!

参考文献・参考サイト

褥瘡がある利用者のアセスメントポイントと気を付けることは?【訪問看護】

褥瘡とは、寝たきりの状態や車椅子生活などをきっかけとして、皮膚の血流が滞ってしまうことで生じる皮膚病変を指します。

訪問看護では寝たきりの利用者も多いことから、褥瘡に対するアセスメント力も必要になってきます。

また、褥瘡をキッカケに生命にまで危険を及ぼしてしまう可能性もあることから、未然に防ぐ関りも重要になってくるでしょう。

この記事では、褥瘡がある利用者のアセスメントポイントや気を付けることを中心に解説してまいります。

特に訪問看護初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

褥瘡の発生要因

まずは褥瘡の発生要因からみていきましょう。

褥瘡の発生要因は、大きく「局所的」「全身的」「社会的」に分けることができます。

局所的とは、同一部位を持続的に圧迫したり摩擦などが起こることによって褥瘡が発生します。

寝たきりの人や寝返りができない人などは同一部位を圧迫しやすいといえます。

全身的は、低栄養や疾患などで全身状態が不安定な人を指します。

また、褥瘡の発生には社会的な側面も無視できません。

例え寝たきりの人でも、低栄養の人でも、家族が定期的に体位交換をしてくれれば褥瘡は防ぐことができます。

そのため、訪問看護では家族が介護に協力的かといった、家族を含めたアセスメントをしていく必要がでてきます。

褥瘡の好発部位

次に褥瘡の好発部位です。

姿勢に限らず、基本的に体の中で出っ張っている部分が発生しやすいと覚えておきましょう。

褥瘡発生リスクの予測スケール

ここで一つ、担当している利用者に褥瘡リスクがあるのかどうか把握する指標を一つご紹介します。

画像には「OHスケール」と呼ばれる、褥瘡リスクの予測スケールを紹介しています。

自力で体位変換ができるのか、骨突出・浮腫・関節拘縮があるのかを評価して点数化をする内容となっています。

その合計点によって褥瘡リスクを軽度~高度に分類することができます。

褥瘡発生リスクのパーセンテージと平均治癒期間もデータで分かるため、予後予測に使うことも可能です。

褥瘡になりやすい人の特徴を持つ利用者は、初回介入時に評価しておくのも良いでしょう。

利用者から情報収集をする

利用者、または家族から得られる情報はかなり大切です。

なぜなら、訪問看護は病院と違い、常に状態を把握することはできません。

そのため、訪問看護が介入していない時間はどうだったかを聴取する必要があります。

褥瘡がある利用者には、以下のような内容を聴取すると良いでしょう。

痛みの有無や生活様式、褥瘡から感染症の可能性もあるため、痛み以外の症状を聴取することも重要になってきます。

バイタルサインを測定する

バイタルサインとは利用者の生命に関する最も基本的な情報であり、心拍数・呼吸数・血圧・体温の4項目を指します。

バイタルサインを測定すれば利用者の状態を客観的、かつ数値で把握することができるため、かなり重要な情報となります。

そのため、弊社では看護師、リハビリスタッフともに訪問をしたらまずはバイタルサインを測定します。

意識レベルを評価する

利用者との会話やバイタルサインを測定しているとき、同時に意識レベルを評価すると良いでしょう。

意識レベルの評価には、「JCS(Japan Coma Scale)」や「GCS(Glasgow Coma Scale)が主に用いられています。

ショック徴候に注意する

褥瘡がある利用者の場合、敗血性ショックにも気を付けなければなりません。

ショックとは臓器への酸素の供給量が低下し、生命を脅かす状態で、臓器不全やときには死亡に繋がってしまう極めて緊急度が高い状態です。

褥瘡から重症な感染をしている場合は認めることがあるため、このような状態になったらすぐに救急搬送を視野に入れましょう。

感染の有無を把握する

褥瘡の感染には、「発赤」「腫脹」「熱感」「疼痛」の4徴候があります。

発赤に加えて、腫脹などもう一つの感染徴候が確認されれば創部感染を判断することができます。

また、においも重要で、創部から膿が出て悪臭がしている場合も創感染と判断できます。

壊死組織が見られた場合は、色も重要になってきます。

黒色の場合、そしてその周囲に感染の4徴候が見られている場合は緊急度が高いと判断して良いでしょう。

白色の場合は皮下組織が死んだものが主体となるため、全身状態が安定していれば感染の可能性は低いと考えることができます。

褥瘡の評価方法

次は褥瘡の評価方法です。

褥瘡の評価方法には、主に「NPUAP分類」と「DESIGN-R」が使用されています。

褥瘡は治癒の状態を経過で追うことが重要になり、そのときにこのような分類で追うと分かりやすくなります。

特に、訪問看護は「訪問看護指示書」にもこの評価の記載欄があるため、分類が意味することはしっかりと押さえておく必要があるでしょう。

これって褥瘡?一時的な発赤?

現場では「これって褥瘡?一時的な発赤?」という点で迷うことがあります。

一つの判断材料として、発赤がある部分を指で押してみましょう。

一時的な発赤の場合は、指で押すと白くなって離すと赤みが戻ります。

一方、初期の褥瘡の場合は指で押しても白くならない、または赤みに戻るスピードが早いという特徴があります。

初期の褥瘡の場合は、すでにNPUAP分類のステージⅠに該当すると考えられるため、悪化しないよう予防していく必要があるでしょう。

褥瘡の予防方法

では、褥瘡の予防方法を具体的にみていきましょう。

まずは体位変換です。

画像では一例として、背臥位から側臥位の体位変換を紹介しています。

まず、利用者の腕を前で組み、両膝を立て、介助者は腰と肩に手を当てて体を回転させます。

背中や体が不安定な場所にクッションをいれて安定させることも重要になってきます。

次はポジショニングです。

画像には背臥位と側臥位のポジショニング方法を示しています。

各関節ごとにポイントはありますが、基本的には安定性を保つこと、骨同士が当たらないようにクッションを入れることが重要になってきます。

ただし、これはあくまでも基本的なポジショニングです。

利用者がどれだけ動けるのか、拘縮の程度などによって変わってくることはおさえておきましょう。

褥瘡の予防方法として、皮膚の清潔はかなり重要です。

定期的に入浴ができているか、オムツが放置されていないか、皮膚が乾燥している場合は保湿クリームなどを使用するよう提案しましょう。

最後は「栄養のある食事」です。

栄養と褥瘡はかなり関係が深いです。

基本的にはバランスの良い食事を取ろうという、ありきたりな表現に落ち着いてしまいますが、その中でもタンパク質や亜鉛を含む食品などが推奨されています。

主治医やケアマネジャーへの報告・連絡・相談

何かいつもと違うことが起こったとき、主治医やケアマネジャーへの報告・連絡・相談は重要です。

なぜなら、私たち訪問看護が単体でできることには限界があり、チームアプローチとして利用者に関わることが求められると考えているからです。

特に弊社では、よりよい関係性を築かせていただきたいという思いも込めて、多職種へとの連携を重要視しています。

緊急性が高いと判断できた場合は、その場で主治医に連絡、もしくは救急搬送の対応をするようにしましょう。

いきいきSUN訪問看護ステーションのサポート体制

このようなポイントをおさえていたとしても、訪問看護は一人で訪問をすることが多いという特徴柄、いざ予期しない出来事に遭遇すると焦ってしまうものです。

特に初心者の方だと不安を抱えてしまう人も多いでしょう。

いきいきSUN訪問看護ステーションでは、以下のようなサポート体制によって、スタッフが安心して訪問をできる環境を整えております。

①ICTの活用にて遠隔でもサポートが受けられる

弊社では業務効率化を目的に、さまざまなICT技術(電子カルテシステム・コミュニケーションツール・情報共有ツール・IP電話ツールなど)を活用しています。

スタッフにはスマートフォンを貸与しており、チャットシステム(Synologychat)を利用すればいつでもスタッフ間でメッセージのやり取りをすることができます。

もちろん、緊急の際や自分一人での判断に困る場合は、電話で管理者が対応いたします。

②動画研修サービスの充実

訪問看護は利用者の自宅に訪問をするという業務のため、事務所にいる時間が限られます。

そのため、勉強会を開くとなると時間外になってしまうことも少なくありません。

その点、弊社ではいつでもどこでも研修を受けられるよう、動画研修サービスを充実させています。

専用のサーバーに動画をアップしているので、貸与したスマートフォンからいつでもどこでも視聴することが可能です。

訪問のスキマ時間に見ているスタッフも多くいます。

VTuberの採用、フルテロップなど分かりやすいと大変好評です♪

「訪問看護に興味がある」「初心者だけど大丈夫かな」

このように思っている方は、ぜひいきいきSUN訪問看護ステーションで働いてみませんか?

ステーションの見学だけでも大歓迎です!!

参考文献・参考サイト

【浅草橋】★ 静脈留置の手技練習 ★



こんにちは🌞

浅草橋ステーション看護師の木村です😌


10月で訪問看護師になり丸2年経ちました。時の流れは早いですね😳

病棟時代は毎日のようにしていたルート確保ですが、在宅ではそう頻繁というわけでもありません🙄



点滴は皮下が多く、静脈から行く事はまれですが、ゼロではありません!

久しぶりのルート確保となると緊張感も高まります😱



そこで!
練習キットを用意していただきました🎉🎊



人工の皮膚と血管があり赤い逆血(!?)も確認できます💉🩸




練習することで手技の再確認💉
+少しでも緊張感をやわらげられますね。


利用者様のニーズに応えられるよう初心を忘れず😌技術を磨いていきます♪